ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

オリックス不動産、横浜町田IC近接の物流施設竣工

2011年5月13日 (金)

ロジスティクス今月末に竣工する横浜町田ICロジスティクスセンターオリックス不動産は13日、東京都町田市で開発を進めていた「横浜町田ICロジスティクスセンター」が、今月31日に竣工すると発表した。

 

同センターは、国道16号線沿い、東名高速道路「横浜町田I.C.」から300メートルに位置し、関東地区だけでなく東名高速道路、名神高速道路を利用する中部地区、関西地区への広域輸配送にも利用できる。

 

前面道路の国道16号線は、国道246号線と交差する東名高速道路入口付近の立体化工事が行われており、将来の大幅な渋滞緩和や沿道環境の改善が見込まれる。

 

敷地面積3万4642.36平方メートル、地上4階建て、延床面積7万7890.42平方メートルの物流施設で、各階に27台のトラックバースを完備、全棟で同時に108台の大型トラックの着車が可能となっている。

 

施設全体の賃貸面積は6万5714.15平方メートル、1フロアの賃貸面積は約1万6000平方メートルで、分割賃貸にも対応可能。倉庫部分の梁下有効高は5.5メートル、車路幅、トラックバース奥行は、ともに13メートルを確保、同社では「関東エリアで求められる通過型総合物流センターとして、汎用性・希少性が高い施設」としている。

 

また、省エネタイプの照明を使用することなどにより、CO2排出量を従来比42.9%削減し、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)でAランク評価を取得した。さらに、太陽光パネルを設置する計画で、環境配慮型のサスティナブルな施設となっている。なお、同社は竣工を前に、今月27日に「竣工記念セミナーならびに施設見学会」を開催する。

 

■物件概要
名称:横浜町田ICロジスティクスセンター
所在地:東京都町田市鶴間1610-1ほか
敷地面積:3万4642.36平方メートル(1万479.31坪)
延床面積:7万7890.42平方メートル(2万3561.85坪)
規模・構造:鉄骨造4階建て、耐火構造
設計:大成建設一級建築士事務所
施工:総合請負・中島建設、施工・大成建設

 

■施設内覧会の主な内容
1.竣工記念セミナー「東日本大震災が今後の物流施設に与える影響(仮題)」
講師:辻俊昭氏(日本ロジスティクスフィールド総合研究所社長)

 

2.事例紹介「物流施設での環境負荷軽減策(仮題)」
オリックス環境エネルギー部

 

3.施設見学会(懇親会も予定)

 

■開催概要
日時:5月27日15:00-17:00
場所:横浜町田ICロジスティクスセンター現地
参加費:無料(事前予約が必要)

 

■セミナー・施設見学会の問い合わせ先
オリックス不動産物流投資事業部
担当:佐々木氏・大村氏
TEL:03-3435-3238