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【決算】カンダHD、センター稼働率低下、減収減益

2011年5月16日 (月)
2011年3月期連結(単位:百万円)
 2011年3月期2010年3月期増減率
売上高23,19824,639-5.8%
営業利益8421,494-43.6%
経常利益7981,410-43.4%
当期純利益336809-58.5%

財務・人事昨年10月に群馬県邑楽町で同社最大規模の「北関東物流センター」を完成させ、北関東地区の新たな物流拠点を確保した。ことし2月には、ペガサスパーセルサービスから国際宅配便などの事業を譲受け、国際物流業務への取り組みを開始した。

 

しかし、顧客企業で外注物流費削減の動きがあり、同業者間の競争激化による新規業務受注環境の悪化などで物流施設の稼働率が低下したほか、新センター稼働に伴う初期費用の増加などもあり、厳しい経営環境が続いた。

 

今期は、ペガサスグローバルエクスプレスを核に、本格的に国際物流に取り組み、陸海空の一貫物流サービスを提供していく。また、不採算営業所の黒字化を達成するため、「業績改善運動」に取り組む。このほか、商圏の拡大を含めて新規の事業領域への参入を図るため、新たな物流センターの建設やM&Aを検討する。これらにより、連結売上高250億円(前年同期比7.8%増)、経常利益は10億円(25.3%増)、純利益は5億円(48.6%増)を見込む。