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東洋建設の新自航式多目的船、災害時の運搬機能想定

2015年3月16日 (月)

荷主東洋建設の新自航式多目的船、災害時の運搬機能想定東洋建設は13日、自航式多目的船の建造に着手したと発表した。

新造する自航式多目的船は、排他的経済水域や遠隔離島での就役を目的に3か月程度の無寄港作業に耐えられる航海能力を備える。

強い潮流域、強風時にも定点を保持できる最新のDPS機能を搭載し、925平方メートルの広い積載スペース、定員50人を超える居住区など、建設作業だけでなく海洋域で多目的に利用できる。昇降格納式のバウスラスターや着脱式のスパッドを備え、比較的水深の浅い国内の港湾工事にも就役が容易。

通信設備や海水淡水化装置、大容量燃料タンクなどを装備することで、巨大地震などの大規模災害時の災害支援基地として、物資運搬業務などを担うことも想定している。