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商船三井、風力推進補助装置の搭載船を拡大

2024年5月28日 (火)

▲ウインドチャレンジャー搭載1隻目「松風丸」(出所;商船三井)

ロジスティクス商船三井は27日、同社グループ会社の商船三井ドライバルクが、新造ばら積み船および多目的船、合計7隻へ硬翼帆式風力推進装置「ウインドチャレンジャー」を含む風力推進補助装置を搭載する方針を決定したと発表した。

ウインドチャレンジャーは、すでに完成した搭載船「松風丸」において、1日最大17%の燃料節減と温室効果ガス(GHG)削減効果が確認されているという。これにより、商船三井グループでは、同装置搭載船を9隻、合計で風力推進補助装置搭載船を11隻所有することになる。

今回の風力推進補助装置の搭載を決めた商船三井ドライバルク運航船の7隻のうち、新造ばら積み船6隻にウインドチャレンジャーを1基ずつ搭載する方針を決め、その内3隻については大島造船所(長崎県西海市)と建造契約を締結し、残りの3隻についても建造契約締結に向けた準備を行っている。また、商船三井ドライバルクが定期用船を予定している2025年完成予定の新造多目的船1隻に対して、EconoWind(エコノウィンド、オランダ)製の風力推進補助装置「ヴェントフォイル」2基を搭載することを決定した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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