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商船三井など、水素燃料船の設備配置でAiP取得

2023年10月20日 (金)

▲水素燃料多目的船の完成イメージ(出所:商船三井)

認証・表彰商船三井、商船三井ドライバルク(東京都港区)、尾道造船(神戸市中央区)、川崎重工業、ジャパンエンジンコーポレーションの5社は19日、水素燃料の多目的船のリスク評価を実施し、液化水素燃料タンクやそのほかの水素燃料関係の設備の船上の配置案と設計思想区画配置コンセプトに関する基本設計承認(AiP)を、日本海事協会から取得したと発表した。

5社はことし6月28日と29日に、日本海事協会、海上・港湾・航空技術研究所、海上技術安全研究所と共にリスク評価会議を開催。舶用水素燃料タンクや燃料供給システムの区画配置コンセプトを対象に、リスクや今後の設計で検討すべき事項の洗い出しを完了し、現在の区画配置を前提に船舶の設計を進められることを確認した。

同船舶は2027年度から2年間の実証運航を控えており、26年度までにジャパンエンジンが大型低速2ストローク水素燃料エンジンを、川崎重工はMHFSを搭載する。商船三井と商船三井ドライバルクが運航管理、尾道造船が船舶の開発・建造を担当する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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