
▲締結式の様子(出所:西濃運輸)
行政・団体西濃運輸の深川支店(東京都江東区)は4月16日、警視庁と「大規模災害時における施設及び駐車場の使用に関する協定」を締結した。大規模災害時に警察庁舎が倒壊・損壊し使用不能となった場合などに、警視庁が同支店の施設を使用できるようにするもの。
対象となるのは城東警察署、深川警察署、江東運転免許試験場、第九機動隊で、同庁によれば機動隊や試験場に関する代替施設協定は初めて。複数警察署、4所属共同の協定も初めてという。今回の協定では、支援部隊の受け入れに関しても、深川支店の施設を使用できることとした。
なお、西濃運輸はこれまでにも広域物資輸送拠点として同社の施設を提供しているほか、指定公共機関として被災地への緊急物資輸送などを実施している。