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日本海事センター調べ

ドライ貨物、1月は石炭輸入が12.6%増

2015年3月17日 (火)

調査・データ日本海事センターは17日までに、1月の主要ドライバルク貨物の荷動き状況をまとめ、公表した。国内輸入は石炭が12.6%増で3か月ぶりに増加し、燃料炭も10.2%増加した一方、鉄鉱石が前年同期対比で9.1%減で3か月ぶりの減少、原料炭が5.6%減少した。鋼材輸出は4.2%増と2か月連続で増加し、韓国・中国向けが減少したものの、ASEAN・インド・米国向けは増加した。

中国は鉄鉱石輸入が9.5%減で2か月ぶりに減少となった。石炭輸入は53.3%減で7か月連続の減少となった。これは昨年10月に石炭輸入税が復活し、さらに、1月から低品位炭(灰分40%以上、硫黄分3%以上)の輸入が禁止になったなどの諸政策が影響しているとみられる。鋼材輸出量は52.1%増加した。