ロジスティクス商船三井は7日、東日本大震災の影響でバース沈下など甚大な被害を受けた小名浜港がバースの修復が終了し、外航船受入れ第一船として同社運航の石炭運搬船「海燕」が入港したと発表した。
同港では、5月17日にニューキャッスル港(オーストラリア)で積んだ東京電力広野火力発電所(福島県広野町)向け燃料炭が荷揚げされる。
本船に先立ち、同社運航船「エナジーローズ」を小名浜港への5月入港船として配船していたが、港湾の受け入れ準備が整わなかったため、次船の海燕が復興第一船となった。小名浜港の復旧により、今後も同社運航船の「翔洋」「天洋」が入港することになっている。