トレーディア、輸出入部門の損失を国際部門カバー

ロジスティクストレーディアが14日に発表した前3月期決算は、輸出入部門の損失を国際部門がカバーし、増収増益となった。

輸出部門は機械機器製品の増加でセグメント損失9000万円と3000万円近く改善。輸入部門は微増収となったものの600万円の損失（前の期は6400万円の利益）を計上した。

国際部門は北米、メキシコ向けの機械、機械部品が好調に推移したことに加え、インド、インドネシア、タイなど東南アジア向けの建材、自動車部品の取扱いが増え、東南アジアからの雑貨輸入も伸びたことで1億2100万円の利益を確保した。

今期は売上高145億2000万円（1.4％増）、営業利益1億5000万円（69.9％増）、最終利益1億2000万円（32.6％増）を見込む。

［トレーディア］2015年3月期連結決算（単位：百万円）