荷主関西電力は15日、大飯発電所の低レベル放射性廃棄物を青森県六か所村の日本原燃低レベル放射性廃棄物埋設センターへ輸送すると発表した。
輸送のため、18日に低レベル放射性廃棄物専用運搬船「青栄丸」が同原発に入港、専用コンテナ185個(充てん固化体のドラム缶1480本)の積込み作業終了後、23日に出港する計画。
充てん固化体は、原子力発電所の定期検査時などの工事に伴って発生した、金属類、プラスチック、フィルタ類などの固体状の低レベル放射性廃棄物を種類ごとに分別後、必要に応じて切断、圧縮などの処理をしてドラム缶に収納し、モルタルで固型化したもの。