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名古屋港、2月の外貿貨物輸出が7.5%減少

2015年5月20日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は19日、2月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2657隻(前年同月比5.2%増)と増加した一方、総トン数は1794万トン(1.8%減)に減少した。総取扱貨物量は輸出と移出が減少したが、輸入と移入が増加し、全体では1609万トン(0.6%増)と前年実績を上回った。

外貿貨物は、輸出で鋼材(5.1%増)が増加したものの、完成自動車(6.3%減)と自動車部品(18.3%減)が落ち込んだため、輸出全体では442万トンと7.5%減少した。輸入は石炭(11.7%減)が減少し、鉄鉱石(4.1%増)、原油(0.7%増)が増加したため、650万トンで3.9%増となった。全体では1%減の1093万トンとなった。

内貿貨物は移出が313万トン(0.3%減)、移入が283万トン(8.5%増)で、全体では596万トン(3.7%増)と前年実績を上回った。

外貿コンテナ貨物量は366万トンで0.2%増加。このうち輸出はゴム製品(15.9%増)が増加したものの、自動車部品(18.2%減)が減少したため、174万トン(12.5%減)となった。輸入は衣類・身廻品・はきもの(76.1%増)、自動車部品(11.3%減)などが伸びに寄与し、192万トン(15.3%増)と大幅に増加した。