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名古屋港、9月の内貿貨物取扱量1.4%減

2016年12月21日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は20日、9月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2737隻(前年同月比0.1%増)で、総トン数は2055万トン(3.1%増)となった。輸入、移出入が減少したが、輸出が増加し、総取扱貨物量は1666万トンで0.3%増加した。

外貿貨物は、輸出では完成自動車(4.9%増)、自動車部品(8.5%増)が増加し、491万トン(3.8%増)と前年を上回った。輸入ではLNG(液化天然ガス、22.8%増)、石炭(20.6%増)が増加したものの、原油(43.1%減)が減少したため619万トンと、0.9%減少した。全体では1110万トンで1.1%増。

内貿貨物は移出が286万トン(1.4%減)、移入が271万トン(1.4%減)となり、全体では556万トンで(1.4%減)と前年を下回った。

外貿コンテナ貨物量は、415万トン(3%増)で前年を上回った。このうち輸出は自動車部品(8.5%増)、産業機械(2.5%増)が増加したため、204万トン(7.7%増)と増加した。輸入は自動車部品(6.3%増)が増加したが、衣服・身廻品・はきもの(6.4%減)が減少したため、211万トンと1.1%減少した。