荷主キヤノンITソリューションズは13日、Web型BMSガイドラインに対応したEDIシステム「WebCommerce(ウェブコマース)流通小売業向けパック」の発売を開始した。Web-EDIシステム構築フレームワークの「WebCommerce」に、流通BMS対応の機能と小売業の標準EDI業務対応機能をパッケージ化したもの。
小売業は短期間・低コストで業界標準に則したEDIシステムを構築でき、取引先企業はインターネットブラウザが利用できる環境があれば、特別なシステム投資を行うことなくEDIを行うことができる。JX手順のサーバー機能が標準で付属しているため、流通BMSの標準プロトコルへの対応も可能。
同社では、流通BMSの採用を開始している全国の小売業を中心に、2011年12月までに20社への導入を見込む。