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月額9000円から提供、レガシーEDIにも対応

インターコム、中小卸・製造向け流通BMS対応システム

2016年12月8日 (木)
インターコム、中小卸・製造向け流通BMS対応システム
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サービス・商品インターコム(東京都台東区)は8日、流通BMSや従来のオンライン電子データ交換(EDI)に対応する中小卸・メーカー向け普及型受注業務支援システム「Biwareらくらく受注Pro2」を開発し、9日から提供を開始すると発表した。

流通BMSによるEDI取引はすでに一部小売の要請によって始まっているが、過渡期ともいわれる中で中小卸・メーカーは「どのように対応すべき」という不安を抱えている。

インターコムの新システムでは、従来型のEDIと流通BMSを容易に併用できるのが特徴となっている。

小売と流通BMSを通じて取引を行う上で必要となる、小売独自の納品伝票出力、指定帳票出力などの仕様に対し、得意先アダプターを用意することで素早く対応できるようにしたほか、標準構成を受注処理に必須となる機能に厳選することでコストを抑え、利用料金として月単位(最低9000円)・年単位で課金する体系を採用することで、低コストで導入できるよう配慮した。

インターコム、中小卸・製造向け流通BMS対応システム2

販売ターゲットとしている食品・日用品といった消費財流通業界では、近い将来サービスの終了が予定されているINSネットディジタル通信モードを利用したレガシーEDIがまだ多数残っているため、インターネットを利用した新しい業界標準EDIとされる流通BMSへ移行する必要性が急速に高まっていることから、新システムでは流通BMS(JX手順)、レガシーEDI(JCA手順、全銀TCP/IP手順)という新旧の通信手順に対応した。

受注取引の流れに沿って操作ができるわかりやすい操作画面を採用し、最新プログラムの自動通知機能など使い勝手にもこだわった。