ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東北運輸局、災害情報管理システムを自治体に無償提供

2015年7月27日 (月)

環境・CSR東北運輸局は27日、効率で素早い情報集約と効果的な情報共有のために開発した「災害情報管理システム」(DIMAS)を希望する自治体に無償提供すると発表した。

同運輸局はこれまで、宮城県が毎年6月12日に行う総合防災訓練、9月1日に全国で展開される総合防災訓練などで運輸局内の情報集約と情報共有ツール、危機管理での行動記録ツールとしてDIMASを使用し、効果を検証してきた。

一定の検証活動を経て、今後は運輸局のみの使用にとどまらず、より効果的な情報集約と情報共有の一助となるよう希望自治体に無償で提供することにしたもの。

DIMASは時系列、モード、緊急度・重要度などを問わず、ランダムに入力できるのが特徴で、入力された災害情報は直ちに時系列に並び替えられ、ワンクリックで全体情報、モード別情報に切り替えることができる。同時に複数の担当者が入力できるため、情報の経由先が少なく、伝達洩れ、時間ロスを最小限に抑えるツールとして期待される。

同運輸局では、東北各県と仙台市に対し、7月29日にDIMASの無償提供のための説明会を開催する。