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アスクル、上海で半日配送サービス開始、ヤマトとタッグ

2011年7月20日 (水)

ロジスティクスアスクルは20日、傘下の愛速客楽(上海)貿易有限公司(中国・上海市、アスクル上海)が、ヤマトグループ傘下の雅瑪多国際物流有限公司(YIL)と雅瑪多(中国)運輸有限公司(YCT)に対し、アスクル上海が展開するオフィス用品通販物流の商品保管・出荷業務、宅急便による配送業務を全面的に委託することにより、新たに「半日配送サービス」を開始したと発表した。

 

半日配送サービスは、月曜日から木曜日の午前11時までの注文を当日午後6時までに届け、午後5時半までの注文は翌日の午前12時までに届けるサービスで、注文の時間帯によって配達可能な時間帯を半日刻みで設定し、スピーディーに商品を届けるもの。

 

先行してサービスを開始した長寧区、普陀区、盧湾区の3区に続き、18日から静安区、黄浦区、虹口区、閘北区、楊浦区の5区でもサービスを開始、8月には徐匯区と浦東区の陸家嘴エリアを追加し、8月中に上海市内中心部の10区で展開する計画。

 

アスクル上海は、2008年に上海市でオフィス用品の通販事業を開始し、現在は崇明三島地区を除く上海市内全域でサービスを展開している。ヤマトグループは、ロジスティクス事業を担うYILが上海市中心区へのアクセスが30分程度の立地でロジスティクスセンターを運営しており、短時間での発送、商品配達を可能にするサービスを提供している。また、YCTでは2010年1月から宅急便事業を開始している。