ロジスティクス日本航空が30日に発表した4-6月期連結決算のうち、貨物収入は国際線と国内線を合わせた併せて3.5%増の205億円となった。
国際線貨物では、米国西海岸の港湾問題に伴う日本発北米向け特需が落ち着きを見せる中、レベニューマネジメントの強化で三国間の経由貨物を効率的に取り込み、有償貨物トン・キロベースで9.4%の増加となった。収入は5.1%増加の147億円。
国内線貨物は、宅配貨物が堅調に推移して有償貨物トン・キロベースで9.7%の増加となったが、競争の激化に伴って収入は0.5%減の57億円と伸び悩んだ。
[日本航空の国際線貨物事業]2016年3月期第1四半期連結決算
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減率 | ||
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売上高(百万円) | 14,766 | 14,044 | 5.1% | |
有償貨物トン・キロ(千トン・キロ) | 451,012 | 412,298 | 9.4% |
[日本航空の国内線貨物事業]2016年3月期第1四半期連結決算
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減率 | ||
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売上高(百万円) | 5,757 | 5,788 | -0.5% | |
有償貨物トン・キロ(千トン・キロ) | 90,328 | 82,340 | 9.7% |