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15年3月期決算

日本航空の貨物事業、北米需要伸び国際売上11.2%増

2015年4月30日 (木)

ロジスティクス日本航空が4月30日に発表した前3月期決算のうち、国際・国内貨物事業の売上高は6.2%増加(前期比)して845億円となった。

国際線貨物は、特に北米需要が伸びる中、日本発の自動車関連需要や三国間の経由貨物も効率的に取り込みを図った。また、国際線と国内線をスムーズに結ぶ内際接続輸送サービス「J-LINK」を拡充。この結果、有償貨物トン・キロベースで前期比16%の増加となり、収入は11.2%増の603億円に伸ばした。

国際線郵便は堅調に伸びを見せている個人通販の需要を取り込むことで、郵便トン・キロベースで6.1%の増加、収入は14.9%増の103億円となった。

国内線貨物は、トラック不足による陸送から航空への移転などで需要が増加したものの、有償貨物トン・キロベースでは2.8%減少、収入は4.5%減の242億円にとどまった。

[日本航空の貨物事業]2015年3月期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期2014年3月期増減
売上高
8457966.2%