ロジスティクス名鉄運輸が6日に発表した4-6月期連結決算は、運賃契約の見直し、運行体系の効率化、関連会社との協業によるコスト削減を進め、混載事業の収益性向上に取り組んだ結果、営業利益が2.4倍増となった。売上高経常利益率は前年同期の1.9%から4.5%へと大幅に改善した。
主力の貨物自動車運送事業は、前年の消費増税後の国内貨物輸送量の低迷から一巡したものの、依然として荷動きが弱い中、適正運賃収受に取り組み、売上総利益が49.7%増の16億9600万円となった。
中間期の業績予想に対する進捗度は、売上高が50.4%、営業利益が93%、純利益が139.2%と順調に推移している。
[名鉄運輸]2016年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2016年3月期第1四半期 | 2015年3月期第1四半期 | 増減 | ||
---|---|---|---|---|
売上高 | 22,681 | 22,200 | 2.2% | |
営業利益 | 1,023 | 423 | 141.7% | |
経常利益 | 1,066 | 456 | 133.8% | |
当期純利益 | 696 | 287 | 142.4% |