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今期は減益予想

伏木海陸運送 前6月期、港運・陸運で大幅増益

2015年8月12日 (水)

ロジスティクス伏木海陸運送が12日に発表した前6月連結決算は、グループ事業の集約や業務効率の向上に取り組み、主力の港運、陸運事業で増益となったことを受け、営業利益が32.3%増の6億4600万円となった。売上高営業利益率は前年同期の3.6%から4.6%へと改善した。

港運事業は、原料の輸入や海上コンテナの取扱いが増加した一方、原木・製材の輸入が減少して0.1%の減収となったが、燃料費が減少したことで部門利益は25.1%の増益を確保した。陸運は軽油の値下がりで部門利益が4.2倍増となった。

今期は新興国の成長鈍化傾向やロシアのルーブル安による購買力の低下で港運事業が弱含みで推移すると予測。売上高141億円(0.1%増)、営業利益5億2000万円(19.6%減)、最終の純利益1億6000万円(50.6%減)と減益を見込む。

[伏木海陸運送]2015年6月期連結決算(単位:百万円)

 2015年6月期2014年6月期増減 
売上高
14,09013,6823.0%
営業利益
64648832.3%
経常利益
58340543.9%
当期純利益
32320061.2%