ロジスティクスサンリツは7月29日、第二種貨物利用運送事業(国際航空)の事業計画変更認可を取得し、国際物流分野のサービスを拡充すると発表した。
同社はこれまで、外航海運の第二種貨物利用運送事業者として、顧客の海外拠点まで海上輸送による一貫輸送を提供してきたが、新たに国際航空のサービスを追加することでサービスメニューの多様化による顧客の利便性を高める。ことし2月10日にIATA(国際航空運送協会)の貨物代理店ライセンスを取得している。
外航海運と国際航空貨物サービスを提供できる体制を整えたことで、顧客は納期に合わせ、最適な輸送手段を選択することができ、ドア・ツー・ドア一貫輸送も可能となる。また、米国法人の海上輸送仲介事業と貨物利用運送事業(国際航空)を活用し、日米間の輸出入でグループオペレーションを実現する。
これらのサービス強化策により、輸送中、通関申告中など、貨物のステイタス管理、トレーシングが容易となるため、顧客の問い合わせ時間が短縮できるほか、受け渡し時のリードタイム短縮につなげる。