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物流AI「LogiPro」、WMS・TMS連携を拡張

2026年3月19日 (木)

ロジスティクスAIデータ(東京都港区)は19日、物流AI(人工知能)基盤「AI LogiPro on IDX」について、WMS(倉庫管理システム)やTMS(輸配送管理システム)とのデータ連携を軸にした実装を開始したと発表した。東北の大手物流企業と関東圏の中小物流企業で、それぞれの規模に応じた連携システムの構築を進める。

▲経産省採択・物流再生AIモデル、物流業界向けAIプラットフォーム AI LogiPro on IDX(出所:AIデータ)

同基盤は、経済産業省の物流効率化実証事業で培った技術をもとに開発されたもので、配送、倉庫、在庫、輸送、人事、顧客などのデータを横断的に統合・分析し、業務改善や経営判断を支援する。これまで物流DX(デジタルトランスフォーメーション)はWMSやTMSといった個別システムの導入にとどまり、部門最適に偏る傾向があったが、同社はデータ統合による全体最適の実現を狙う。

機能面では、配車最適化や積載率向上、倉庫動線分析、誤出荷要因の特定、適正在庫算出、CO2排出量の可視化などに対応する。実証段階では倉庫・在庫領域を中心に検証してきたが、今回の取り組みでは輸配送や受注管理との連携を段階的に拡張し、物流業務全体を対象とした分析基盤へと発展させる。

特徴は、既存システムを前提とした段階導入モデルにある。CSVや日報データからでも活用できる設計とし、大規模なシステム刷新が難しい中小・中堅企業にも適用可能とする。まず現場データの可視化から着手し、効果を確認しながら適用範囲を広げる方針だ。

同社は今後、物流施設デベロッパーやWMSベンダーとの連携、マルチテナント施設での活用、地域共同配送や自治体施策への展開も視野に入れる。2024年問題や人手不足、GX(グリーントランスフォーメーション)対応といった複合課題に対し、データ統合を基盤とした効率化モデルの横展開を加速させる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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