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CRE、用地仕入れ強化へ汚染土壌再活用会社に出資

2015年9月28日 (月)

拠点・施設シーアールイー(CRE)は25日、汚染土壌の再活用事業を手がけるエンバイオ・ホールディングスの株式22.3%を9億6240万円で取得すると発表した。

同社は開発用地を仕入れる能力の強化に取り組んでいるが、大規模な物流施設開発用地には、工場跡地などを再利用するケースが多く、工場の利用用途によっては土壌汚染問題を抱えている土地がある。

そこで、土壌汚染対策ノウハウに厚みを持たせるため、エンバイオ社との関係を強化する必要が生じ、資本関係を結ぶことにしたもの。CREとエンバイオ社は、これまでの開発案件でも取引関係を構築している。

具体的には、エンバイオ社が行う土壌汚染地再活用事業(ブラウンフィールド活用事業)と自社の土地仕入れ、運用、売却におけるノウハウ提供と協業、両社が持つ汚染土地情報の共有と有効活用、CREグループの物流投資事業で発生する汚染土壌の浄化工事に対する、エンバイオの技術提供――などの提携を想定している。