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三菱電機、中国・上海で昇降機新工場が稼働

2015年10月21日 (水)

荷主三菱電機は21日、中国で昇降機を製造する三菱電機上海機電電梯(MESE社)の敷地に第4工場を竣工し、11月1日に稼働を開始すると発表した。

三菱電機、中国・上海で昇降機新工場が稼働

MESE社は、エレベーターの年間生産能力を現在の1万台から2万代へと引き上げるため、生産体制を増強しており、新工場では今後、段階的に製造・開発・設計・評価試験エリアを拡充する。

中国の新設昇降機市場は2015年度に65万台へと拡大する見込みで、世界の6割以上を占める最大市場でありながら、今後も緩やかに増加するとみられている。

三菱電機は中国向けエレベーター・エスカレーターの開発・製造拠点として、上海に上海三菱電梯(SMEC社)とMESE社の2社を展開し、2ブランド戦略で中国全土に供給している。

■新工場(第4工場)の概要
稼働時期:2015年11月1日
工場部の構造:鉄骨造1階建て
事務所・試験エリアの構造:鉄骨造3階建て
建築面積:2万5500平方メートル
投資額:9000万元(14億円)
用途:エレベーター機器(機械部品など)の製造、開発・設計・評価試験