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ワンビシ、北九州市に保管庫併設の情報管理拠点

2015年11月12日 (木)

拠点・施設九州センター1号棟ワンビシアーカイブズは12日、北九州市内に新たな情報管理センター「九州センター1号」(延床面積2645平方メートル)を開設すると発表した。九州の顧客向けサービスとしてだけでなく、首都圏などの顧客の広域災害対策ニーズに対応する。

北九州市は、地震・津波などの自然災害が少なく、国の地方創生特区指定を狙い、「北九州市スマートシティ創造特区」の構築を提案。データセンターやワンビシアーカイブズのようなアウトソーシング事業者とともに、BCP関連のインフラを充実させ、全国の企業に対して誘致を行っている。

新センターは、業界最高水準のセキュリティ基準を満たし、デジタルデータを長期保管する施設として、九州地区で初めて記録メディア専用保管庫を併設した。

磁気テープは、技術革新で大容量化が進み、ハードディスクと比べて長期保存性、低コスト、低消費電力などの点で優れている。この特性を活かして直近のデータのバックアップ用途のほか、7・10・15年など長期間にわたって保持することが求められる原本データの保存用途としても、利用を提案していく。