CRE、上智大で寄付講座｢ロジスティクス｣開講

イベントシーアールイー（CRE）は17日、上智大学で寄付講座「ロジスティクス」が10月2日に開講したと発表した。

寄付講座は、「将来ロジスティクスやサプライチェーンマネジメントに携わる人材の育成」を目的として、上智大学経済学部でロジスティクス・RFIDを研究している荒木勉教授が担当教授となって開講した。

主にサプライチェーンマネジメント、ロジスティクス、物流、物流不動産、倉庫保管・輸配送システム、バーコード、RFID、業界別のロジスティクス――など、ロジスティクスに関する幅広い内容を取り扱う。

10月23日にはCREの山本岳至執行役員経営企画本部長が講師を務め、物流不動産を取り巻く市場動向、消費者生活との密接な関係、施設仕様、庫内運営に関連した最新技術についての講義を行った。

当日は140人の学生が出席、「普段生活をしている中で物流施設の存在を意識することはなかったが、物流施設がなければ、私たちの生活は成り立ち得ないことがわかった」「物流施設はロジスティクスの重要な要素の一つであると感じた」「今後EC（電子商取引）がさらに発展していくと、物流施設の重要性はより増していくのではないか」などの感想が寄せられた。