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新日鉄釜石製鉄所、構内物流設備が一部復旧

2011年9月9日 (金)

荷主新日本製鉄は9日、同社釜石製鉄所で、石炭揚陸設備と卸電力発電設備まで石炭を輸送するパイプコンベア設備が稼働を再開したと発表した。両設備の稼働再開に伴い、同社では「より確固たる卸電力発電設備の安定操業体制が確立される」としている。

 

釜石製鉄所電力工場は、岩手県で最大の出力規模を持ち、県内一般世帯の電力需要の約4割をまかなうことが可能。同社では自社港湾設備の完全復旧に向け、今年度末をめどに残る線材製品の出荷設備の復旧に取り組んでいる。