DIC、ネシアにリキッドインキブレンド工場を新設

拠点・施設DICは24日、インドネシア子会社のDICグラフィクス（ジャカルタ）が同国スラバヤ地区で、食品や飲料のパッケージに用いられるリキッドインキのブレンド工場を新設すると発表した。

生産数量の増加で手狭になったスラバヤ近郊の工場を移設する。新工場の投資額は設備増強を含めて6億円で、2016年5月に稼動を開始、生産能力は現在の2倍になる。

DICグラフィクスは、印刷インキの生産拠点として、原料からインキを製造できるメインのジャカルタ工場と、ベースインキをブレンドして最終製品に仕上げるスラバヤ工場を保有。同国内でシェア拡大による販売数量が増加しているのに対し、生産能力、保管スペースの不足が課題となっていた。

新工場はスラバヤ市の南西部に位置し、交通の利便性が高いンゴロ工業団地に建設、建物延床面積は現在の3倍になる。