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DHL、緊急輸送向けハンドキャリーサービスを開始

2011年9月26日 (月)

ロジスティクスDHLジャパン(東京都品川区)はこのほど、緊急輸送が要求される貨物を最善の輸送手段を組み合わせ、専任の担当者がハンドキャリーで運ぶドア・ツー・ドアの国際輸送サービス「DHLセキュアライン」を開始した。

 

DHLセキュアラインは、自動車部品、船舶部品、電子機器、精密機械、製薬、エネルギー開発などの産業分野で、オンタイムな開発・製造、修理スケジュールを確保する上で発生するあらゆる緊急国際輸送のニーズに対し、高いセキュリティで応えるハンドキャリーサービスで、集荷からフライト、配達まで、利用できる輸送手段を組み合わせ、緊急輸送を要する貨物を専任の担当者がハンドキャリーで220か国以上の国・地域に届けるもの。

 

貨物の輸送状況は顧客が専用ウェブサイトでリアルタイムに追跡でき、配達の完了時、フライト遅延などにより到着日時が変更になる場合はDHLからEメールや電話で発送された顧客に連絡する。

 

DHLジャパンでは「設定された納期を厳守するため、または製品故障やリコールが発生した場合など、部品や見本品、完成品の緊急国際輸送を行う必要が発生した際に利用することで、通常のDHLエクスプレスで設定されている集荷締め切り時間や休日・祝日にかかわらず、指定の日時に最短で配達する」と説明。

 

部品などの小型貨物から大型の完成品までを対象とし、専門的な税関手続きに対応できるため、動物由来血液など危険物にあたる品目も一部受託可能となっている。