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外務省、中央アジア物流実務担当者と意見交換

2016年2月5日 (金)

国際外務省は4日、中央アジア5か国の運輸・物流実務担当者と3日に開催した専門家会合を開き、意見交換を行ったと発表した。

「中央アジアプラス日本」対話の3回目の専門家会合として、運輸・物流分野を対象に、中央アジアのウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンの5か国と外務省、国土交通省、経済産業省、日本貿易振興機構(JETRO)、国際協力機構(JICA)――が参加し、意見を交換した。

日本側はこれらの分野で日本の政策やビジネス、経済協力面の基本方針、考え方、関係当局の観点からこれらの地域での運輸・物流分野の問題点などを説明。

これに対し、中央アジアからの参加者は、それぞれの取り組みや課題を説明したうえで、地域・国際協力の重要性を指摘した。また、日本の中央アジア地域に対する積極的な協力や支援に対して感謝を表明し、今後の具体的な協力の可能性についても意見が出された。

この会合は、昨年11月にトルクメニスタンのアシガバットで行われた第10回高級実務者会合で、実践的協力の新たな優先的分野として運輸・物流分野に取り組んでいくことに一致したのを受け、より具体的な議論を行うために開催したもので、外務省では「今後もこうした取り組みを行っていく」考え。