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テルモ、BCP対策で受注機能分散、物流再編も視野

2011年10月11日 (火)

ロジスティクステルモは11日、事業継続計画(BCP)の観点から、これまで東京で集中管理していた受注業務機能を分散するため、大阪に「国内CSセンター大阪分室」を開設し、今月から業務を開始したと発表した。

 

東日本大震災で委託先の物流倉庫が被災し、東京のCSセンターで行う受注業務や、配送面で影響を受けたことから、「災害などのリスク発生時に、物流を滞らせないよう機能分散する必要がある」と判断した。

 

受注機能を国内東西2か所に分ける体制を整えるとともに、事前にオペレーションの標準化や電子化を行うなど、業務効率の向上も図っている。

 

同社ではこれまで、自社施設や外部倉庫を利用し、地域ごとに出荷拠点を区切ってきたが、東日本大震災の教訓を生かし、受注機能だけでなく、出荷拠点の再編も視野に入れてエリアごとに連携できる出荷体制の構築を目指す。

 

■国内CSセンター大阪分室の所在地
大阪市都島区片町1-5-13大手前センチュリービル1F