センコー、千葉県野田市に新たな物流拠点を開設

野田第2PDセンター

ロジスティクスセンコーは20日、千葉県野田市に物流施設「野田第2PDセンター」を完成させ、11月1日から営業を開始すると発表した。

野田第2PDセンターは、関東地区の物流サービス強化を目的として建設した地上3階建て、延床面積2万9805平方メートルの大型物流センター。隣接地で8月に稼働を開始した第1PDセンターと合わせると、延床面積は約11万平方メートルとなり、同社の物流拠点としては最大規模となる。

センターの両サイドで延べ32台の同時積卸しができ、1階部分を高床ホーム、低床ホームに分けたことで貨物の特性に応じた荷役が可能となった。また、各フロアを結ぶ荷物用エレベーターを4基、垂直搬送機を3基設置するなど、入出荷のスピード、多様な商品の取り扱いを重視した仕様となっている。

国道16号に隣接し、東北自動車道、常磐自動車道といった高速道路ICに近い立地から、関東全域への配送サービスが可能。環境面では、太陽光発電設備や、省エネ型照明器具（LED照明）を導入するなど配慮している。

■施設の概要
名称：野田第2PDセンター
所在地：千葉県野田市泉3丁目4番地の1
敷地面積：2万1607平方メートル（6536坪）
建物構造：鉄骨造地上3階建て
延床面積：2万9805平方メートル（9016坪）
設備：垂直搬送機3基、貨物用エレベーター4基
営業開始:2011年11月1日