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双日、生産停止中の水産加工会社が工場再建

2011年10月26日 (水)

ロジスティクス双日は26日、双日食料の100%子会社で水産加工業を営む双日食料水産が、東日本大震災の影響で停止していた工場を再建し、生産を再開すると発表した。

 

新工場は、岩手県釜石市鵜住居町で11月に着工し、2012年2月に完成、同月操業を開始する。

 

双日食料水産はこれまで、岩手県大槌町で水産加工業を行っていたが、東日本大震災に伴う津波で工場や倉庫などが被害に遭い、現在に至るまで生産を停止している。

 

再開後、国内で瓶詰鮭フレークと業務用鮭フレークを生産する。また、中国などの協力工場で委託製造したシメサバの輸入も徐々に再開し、量販店などの小売店を中心に販売を進め、2014年度までに売上高16億円を目指す。

 

■新工場の概要
建設予定地:岩手県釜石市鵜住居町第10地割30番地内
敷地面積:2020坪
工場面積:製造施設442坪、倉庫・冷蔵庫280坪事務所、厚生施設116坪
設備概要:焙焼機、充填機、高圧殺菌機、冷凍庫など
業務内容:鮭フレークの製造・加工・販売