ロジスティクス川崎汽船は1日、横浜コンテナターミナルを移転すると発表した。
同社は1969年から横浜港「本牧ふ頭A-8号バース」を借り受け、06年に同ふ頭「A-56号バース」へ移転、40数年にわたってコンテナターミナルを運営してきたが、港湾運営会社の横浜川崎国際港湾との協議が整ったことを受け、「大黒ふ頭C-4号バース」へ移転することとなった。
移転時期は10月をメドに関係者と調整中。この移転により、同社横浜コンテナターミナルはヤード面積を拡張するとともに、ドラフトの増深、ガントリークレーンの高規格化などコンテナ船大型化に対応する設備と環境が整う。
■新ターミナルの概要(新旧比較)
新施設 | 現施設 | |
ヤード面積 | 15万4000平方メートル | 13万4000平方メートル |
水深 | 15メートル | 12メートル |
岸壁長 | 350メートル | 400メートル |
ガントリークレーン | 17列型 3基 | 13列型 3基 |