近鉄エクス･石崎社長、APLロジ買収に｢肉付けを」

ロジスティクス近鉄エクスプレスは1日、新入社員67人を迎え、入社式を行った。石崎哲社長の訓示は次の通り。

■近鉄エクスプレス・石崎哲社長の訓示（要約）

当社は昨年APLロジスティクスをグループ化し、多方面から大きな注目を受けることになった。これは単に規模の拡大を目指したものではなく、当社を取り巻く環境が益々厳しくなる中、いかに生き残るか、成長していくかを考えての思い切った決断だ。

2016年度からスタートする3年間の新中期経営計画では、それにいかに肉づけをして基盤を確固たるものにするかが最大の課題になる。皆さんもその中期経営計画の中身については充分に理解し、それに参画するという意識を持つこと。

当社は今や海外の営業利益が全体の8割を占めるまでになった。今後とも海外ネットワークを広げていけば、その比率は益々高まることは間違いない。皆さんには海外で何が起こっているか、今後どのような動きになるか常に敏感であってほしい。