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14年度入社式で石崎社長が訓示

「物流は派手さないが重要」、近鉄エクスプレス

2014年4月1日 (火)

話題近鉄エクスプレスは1日、東京・品川プリンスホテルで入社式を行い、石崎哲社長が54人の新入社員に訓示を行った。

■「物流は派手さないが重要」(石崎哲社長による訓示、要約)
当社の売上げの6割は海外が占めるまでになっている。今後も、ますますその比率は上がっていく。このようなグローバルな会社で働けるということに夢と誇りを持って、世界的な視野で仕事に励んでほしい。将来海外で仕事をしたいという希望を持った人も大勢いると思う。当社はその夢を叶えられる会社だ。

当社は2015年度を最終年度とする3年間の中期経営計画を推進しており、今年はその2年目にあたる。目指すところは「真のグローバル・ロジスティクス・パートナー」。この中期経営計画の目標を確実に達成し、さらに世界で認められる存在へ成長したい。

ここ数年、物流業界を取り巻く環境は、大変厳しい状況にあり、当社も掲げた目標の達成は容易ではない。新興国では成長の鈍化が見られるものの、日本ではアベノミクスによる景気浮揚、米国での経済の安定的な成長、欧州ではEU諸国のGDPがプラス成長の予測がされるなど、やっと明るい兆しが見えてきた。

この流れにうまく乗り、現中期経営計画を成功させなければならない。そのためには、本日から皆さんも計画の内容を充分に理解し、遂行すべき事柄に参画してほしい。

物流事業は決して派手さのあるものではないが、社会、経済活動では大きな使命を持っている。3年前に発生した東日本大震災、その後のタイでの大水害の時に、物流の重要性が改めて認識された。そのような重要な役割を担う会社を好きになって欲しいと思う。

次に仕事を好きになってほしい。これから配属されるか所、担当する仕事はすべて重要な意義を持っている。営業職、業務職、どのような仕事でも日々自分が担当する仕事に前向きに取り組むことによって、自ずと仕事の喜びや楽しさが生まれてくる。

最後に仲間を好きになってほしい。上司でも同僚でも、同じ目標に向かって仕事をする仲間。仕事はチームワークで行われるものだ。常に組織を尊重し、仲間を認め合いながら与えられた職責を遂行して欲しいと思う。