産業・一般村田製作所は10月31日、ルネサスエレクトロニクスのパワーアンプ事業部門、ルネサス東日本セミコンダクタ長野デバイス本部を譲受すると発表した。
村田製作所は、携帯電話端末向けFEM(フロントエンドモジュール)で世界トップレベルのシェアを保持しているが、パワーアンプを含めたアナログフロントエンドの複合化を進め、事業拡大するためパワーアンプ技術の強化を検討していた。
7月29日にルネサスと事業譲受で基本合意し、両社で協議を重ねた結果、最終契約を締結したもの。譲受は、2012年2月1日を目標に許認可の取得後、完了する。