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商船三井、タイ洪水支援へ無償輸送

2011年11月7日 (月)

話題商船三井は7日、タイで発生している洪水の被災地への緊急支援として、これまでの支援に加え、同社コンテナ船による援助物資の無償輸送を行うと発表した。同社グループでは、これまで遮水壁用として海上コンテナを提供し、義援金200万バーツ(500万円)を拠出している。

 

無償輸送は、政府系機関や政府認定の支援団体などが、タイ洪水被災者向けに出荷する無償救援物資を対象とし、ドライコンテナを使用してコンテナ船で運ぶ。積港は同社船が直接寄港する港とし、積港のコンテナヤードから、タイの同社船直接寄港地のコンテナヤードまでを無償範囲に設定する。

 

引受期間は「11月から12月末までに積港のコンテナヤードに搬入される物資」を対象としており、一定量に達すれば締め切る場合もあるという。引受条件は「出荷主・荷受人の連絡先が明確で、出発地・到着地の通関手続き、陸上輸送手続きが出荷主・荷受人により確実に手配されること」とする。

 

援助物資輸送の申し込み、問い合わせは、同社事務所と代理店で受け付ける。