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日通、15年度の鉄道コンテナ実績0.8%増加

2016年4月25日 (月)

調査・データ日本通運は25日、2015年度の鉄道コンテナ取扱実績が192万3849個で、前年同期比0.8%増だったと発表した。

うち上半期は93万5679個(0.5%減)、下半期は98万8170個(2.2%増)となった。上半期は、度重なる台風と、豪雨などの影響により伸長率は微減、下半期は前年の東海道線不通による反動もあり微増、となった。

品目別では、清涼飲料水や食料工業品、たばこなどの消費関連貨物の出荷が好調に推移したほか、積み合せ貨物も堅調な動きを示している。これらの品目では、今後のトラック調達に対する懸念から鉄道へのモーダルシフトの進展が続いている。

一方、前年から数量を減らした品目は、国内自動車販売の不振と部品調達現地化・海外化の進展、ことし1月の鉄鋼メーカー工場の爆発事故があった自動車関連部品と、生産量が減少となった紙・パルプだった。