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関西空港、上半期輸出額が7期ぶりにマイナス

2016年7月25日 (月)

調査・データ大阪税関が25日発表した、上半期(1-6月)と6月の関西空港貿易概況(速報)によると、1-6月は輸出額が7期ぶりのマイナスとなる2兆4007億7600万円(前年同期比6.3%減)だったものの、輸入額が8期ぶりマイナスの1兆6961億100万円(9.2%減)となり、輸出入収支は746億7500万円の輸出超過だった。輸出が減った一方、輸入の下げ幅が大きいため、黒字幅は1.4%拡大した。

輸出は、品目別で科学光学機器(21%減)、電気回路などの機器(9.6%減)、有機化合物(33.1%減)などが減少し、対地域では、米国、アジア、EU、中国、アジアNIEs、ASEAN――といった主要地域で軒並みマイナスだった。同様に主要地域からの輸入も減った。輸入品目では半導体など製造装置(73.4%減)、通信機(8.9%減)がマイナスとなった。

6月は、輸出が4196億5000万円で前年同月に比べ2.8%減、輸入額も2914億8600円で10.6%減となった。収支は1281億6500万円の輸出超過で、黒字幅が20.9%拡大した。