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伊藤忠エネクス、パラオで産業用燃料卸事業に参画

2012年1月5日 (木)

荷主伊藤忠エネクスは5日、IP&Eパラオ社の株式25%を第三者割当増資により取得し、太平洋地域の石油製品輸入卸売事業に参画することを決めたと発表した。

 

IP&Eパラオ社は、パラオで石油製品輸入事業から卸売事業までを展開し、シェルブランドの系列ガソリンスタンドへの供給、発電所を中心とした産業用燃料の卸売事業を展開している。年間販売数量は約3万キロリットルで、同国での国内販売シェアは約50%を占める。

 

フィリピンのデルガドファミリーのグループ会社で、2010年11月に伊藤忠商事が100%子会社を通じて事業参画したIP&Eホールディングス(グアム・サイパン)と兄弟会社の関係にある。

 

伊藤忠エネクスは、参画する事業を機に、グループ最大の強みである下流分野のノウハウを海外市場で活用しながら海外事業基盤を確立するとともに、デルガドファミリー、伊藤忠商事グループとの連携を強化しながら、海外事業展開を図る。