15年の築地市場内企業倒産･廃業12件、TDB調べ

調査・データ帝国データバンクがこのほどまとめた、築地市場内に本社を構える企業の倒産・廃業動向調査（2003年-16年）によると、16年までに倒産・休廃業したのは111件で、このうち倒産78件、休廃業33件となった。

年別で最も多かったのは、13年の14件で、次いで06年12件、15年12件と続いた。16年は8月末時点で3件で15年と比べ、やや落ち着いた状況となっている。

業種別では、生産魚介卸売業が84件で最も多く、野菜卸売業7件、農畜産物・水産物卸売業4件、乾物卸売業2件、食料・飲料卸売業2件、果実卸売業2件、水産練製品製造業2件、冷凍倉庫業1件――だった。

倒産した78件の負債額別では、1億円未満が54件、1億円以上5億円未満21件、5億円以上10億円未満1件、10億円以上2件となった。