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休廃業・解散件数が4年ぶり増加、運輸・通信は減少

2013年5月21日 (火)

M&A帝国データバンクが21日発表した2012年度の全国「休廃業・解散」動向調査によると、休廃業・解散件数は2万6050件と前年度を4.2%上回り、4年ぶりに増加を記録したことが分かった。

倒産は1万710件で6.3%減少し、4年連続で減少傾向が続いたが、休廃業・解散件数は増加に転じた。2006年度の集計開始以降で、倒産件数と休廃業・解散件数が逆のトレンドを示したのは初めて。

休廃業・解散のうち、休廃業は1万6345件で4%の増加。解散も9705件で4.5%の増加となった。休廃業と解散がともに増加を記録したのは、08年度以来4年ぶり。

業種別では、7業種中「運輸・通信業」を除く6業種が増加した。運輸・通信業は10.1%減少した。