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大日本印刷、耐荷重50キロの段ボール製什器開発

2016年9月23日 (金)

サービス・商品大日本印刷、耐荷重50キロの段ボール製什器開発大日本印刷は23日、50キロの重さに耐えられる段ボール製什器を開発したと発表した。外装部分を部品として利用する廃棄ゼロ設計を採り入れ、容易に設置・撤去できるのが特徴で、10月から販売を開始する。

スーパー、ドラッグストア、空港・駅などで行われる物産展やイベントで、商品を大量に陳列したり、効果的に訴求したりするために専用の什器を使用したいというニーズに対応し、梱包用の段ボールの外装箱を什器の部品として使用することで廃棄ゼロを実現しつつ、50キロまでの重さに耐えることができ、設置や撤去も容易な段ボール製什器として開発した。商品名は「DNP外装用販売台エコデスストロング」。

これらのイベントは催事期間が短く、「多くの商品を陳列できる耐荷重製に優れ、催事に合わせて簡単に設置や撤去ができる什器」が求められていた。

使用後に折りたたみ直すと輸送用の箱に戻るため、コンパクトに収納できる利点もある。2台を組み合わせることで、デジタルサイネージなどの大型ディスプレーの設置台として使用することが可能。

ロットが100台の場合の価格は1台につき8000円からで、今後は商業施設や交通機関などを中心に販売し、2018年度までに累計1億円の売上を目指す。