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名村造船、シリーズ6番目の11万トン型油送船引き渡し

2016年11月9日 (水)
名村造船、シリーズ6番目の11万トン型油送船引き渡し
空白

荷主名村造船所は8日、伊万里事業所(佐賀県伊万里市)で建造していたENDEAVOR TANKERS社向け11万5000トン型油送船「CSK VANGUARD」を4日に引き渡したと発表した。

同船は、共通構造規則(CSR)規則を適用した同油送船シリーズの6船目。

従来型アフラマックスタンカーより船幅を2メートル拡げ、浅喫水で載貨重量11万5000トンを確保。独自開発の「ナムラフローコントロールフィン」と舵付きフィンを備えた。

主機関・発電機関には、海洋汚染防止条約(マルポール条約)によるNOx排出規制(ティア2)に適合する機種を採用。大容量の貨物油ポンプを3台装備し、3種の異種貨物油積みが可能なほか、自動浚油装置により効率を高めた貨物油の荷揚げを行うことが可能となっている。

■主要目
全長:249.97メートル
幅(型):44メートル
夏季満載喫水(型):14.8メートル
総トン数:6万3497トン
載貨重量:11万4667トン
主機関:MAN B&W 6G60ME-C9.2 1基
定員:38人
船級:アメリカ船級協会(ABS)
船籍:シンガポール