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JAすかがわ岩瀬、ヤマト福祉財団の助成で新倉庫起工

2012年1月31日 (火)

ロジスティクス東日本大震災の影響で農業倉庫などの施設に被害を受けていた「JAすかがわ岩瀬」は30日、低温農業倉庫の新築工事に伴う起工式を建設予定地の福島県須賀川市で行った。

 

ヤマト福祉財団が取り組む「東日本大震災生活・産業基盤復興再生助成事業」により、上限2億5500万円の助成を受け、新築が決まったもので、建物は鉄骨造り平屋建て構造、延床面積は約1394平方メートル。

 

JAすかがわ岩瀬管内の米約2万5200俵(1俵60キロ)を収容することが可能。建物は2月中旬に着工し、7月下旬に完成する。起工式にはJAすかがわ岩瀬の鴫原力組合長、ヤマト福祉財団の有富慶二理事長、須賀川市の橋本克也市長がくわ入れを行い、関係者が玉串をささげて工事の安全を祈った。

 

鴫原組合長は「須賀川市、岩瀬郡は、福島県でも有数の農業地帯であり、農業が基幹産業であることから、農業の再生なくしては、地域の振興はあり得ない。本事業の趣旨にのっとり、今後事業を進めていきたい」と話した。