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ヤマト福祉財団、助成先のすかがわ岩瀬農協で倉庫起工

2012年1月25日 (水)

話題ヤマト福祉財団(東京都中央区)は24日、「東日本大震災生活・産業基盤復興再生募金」の第一次助成先の一つである「すかがわ岩瀬農業協同組合」(福島県須賀川市)で、7月完成予定の農業用低温倉庫の起工式が行われると発表した。

 

すかがわ岩瀬農業協同組合は3市町村に約1万人の組合員を持ち、野菜や果物の生産、数多くのブランド米の開発を行ってきたが、東日本大震災で施設の多くが損壊、生産活動に大きな支障をきたした。

 

ヤマト福祉財団は、農業用施設の復旧が地元産業、生活再生に不可欠だとして、昨年9月に2億5500万円を上限とする助成を実施。

 

この助成により、被災した6つの農業用倉庫を集約し、フォークリフトのある効率的な大型の倉庫を新築することにした。従来の倉庫は常温保管しかできなかったが、低温で保管できるようにして農産物の品質保持を図るとともに、原発事故に伴う風評被害を払拭するための検査機器を備える。