ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

総務省、ペルーと物流へのICT活用加速化で合意

2016年11月21日 (月)

行政・団体総務省は21日、ペルー運輸通信省と物流分野のICT活用を加速化していくことを確認した、と発表した。

日本の顔認証技術を活用した物流効率化共同パイロットプロジェクトとして、トラックセンターに入る車両のナンバープレート、運転手を認証技術で確認する取り組みを展開し、セキュリティー分野(防犯・治安対策)にも活用できることから、ペルー国内の会議場や街角などへ導入していくことを申し合わせた。

ペルーはスペイン語圏で初めて地上デジタル放送日本方式を採用し、これまでも日本が専門家を派遣するなどして協力を進め、大都市圏を中心に地デジの導入が進んできている。

今回の物流分野へのICT活用は、こうした地デジの協力を強化するとともに、ICT全般に協力を広げるために合意したもの。総務省は1月に官民ミッションを派遣したほか、地デジ・ICTセミナーの開催、8月のあかま総務副大臣によるペルー訪問などを通じ、同国政府とICT分野における具体的なプロジェクト内容の協議を重ねていた。