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羽田市場、リクルートHD社員食堂に鮮魚配送

2017年2月27日 (月)
LEOCと羽田市場、リクルートHD社員食堂に鮮魚宅配3
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フード給食事業を展開するLEOC(東京都千代田区)は、CSN地方創生ネットワーク(東京都大田区)が運営する鮮魚宅配サービス「羽田市場」と提携し、給食事業契約先であるリクルートホールディングスの社員食堂にとれたて鮮魚を使った海鮮丼を提供した。給食事業業界で羽田市場と提携するのは初めてとなる。

羽田市場は、全国で水揚げされた鮮魚を中間流通なしで漁師から直接仕入れ、飲食店、小売店へ配送する「超速鮮魚」サービスで、羽田空港内に鮮魚センターを保有し、「漁師の顔」が見える鮮魚を国内のほか香港、タイ、シンガポール、マレーシアなどに届けている。

通常、北海道など遠方の魚は、都内の市場を経由すると水揚げから飲食店まで3-4日程度かかってしまうが、羽田市場は産地から羽田空港まで直接空輸するため、高い鮮度を保ったまま提供できる。

昨年8月4日からLEOCと提携し、LEOCがリクルートホールディングスの社員食堂向けに提供している「ほこらん」に、とれたて鮮魚の配送を開始。

LEOCと羽田市場、リクルートHD社員食堂に鮮魚宅配2

LEOCはグループ会社を通じ、全国9か所の物流センターを活用して食材を配送しているが、今回の鮮魚は羽田市場が配送を担当。週に一度金曜日に海鮮丼20食分の鮮魚を届けている。

ほこらんは、450円から550円の丼物を提供しているが、提供する海鮮丼は980円と高めとなっている。しかし、社員からは好評で提供してすぐに完売したという。LEOCは今後、ほこらん以外への提供も検討している。