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東京魚市場卸協組、鮮魚ECの配達先を本州・四国へ拡大

2017年8月29日 (火)

ロジスティクス日本エンタープライズは29日、子会社の「いなせり」が1都7県を配達エリアとして東京魚市場卸協同組合と共同で取り組む鮮魚ECサービス「いなせり」について、9月5日から配達先を本州・四国へ拡大する、と発表した。

いなせりは、築地場内に店を構える500超の仲卸業者が所属する東卸組合が、組合として初めて取り組む鮮魚・水産物のECサービス。

仲卸業者は翌日の入荷情報を基にいなせりへ出品し、飲食事業者はいなせりを介して深夜2時までに食材を仕入れ、商品は市場内のいなせり集荷センターに集められた後、午前中に発送され、注文当日か翌日に飲食事業者の店舗へ配達される。

日本エンタープライズは、いなせりの運営を行う会社として2016年6月に「いなせり」を設立し、東卸組合と共同でECサイトの構築、物流の最適化、飲食事業者の開拓に取り組んできた。

これまでは関東エリアの飲食事業者に限定してサービスを提供してきたが、全国の飲食事業者からの要望に応える形で、築地市場から本州・四国向けの直送を開始することにした。

今後は全国、海外への展開を視野に入れ、対象顧客と取り扱い商品を拡充していく。